自分が死にそうなのに、人の心配をしていた私。

ガン 腹膜偽粘液腫

私は、自分自身を大切に扱っていなかったと気づいた瞬間があります。

病気になって再発を繰り返し、病気の原因であるストレスに強くなりたくて、

カウンセリングを受けた時の出来事です。

 

手術を繰り返し、自分の生活もままならないのに、

「親の世話をしないといけない」と思い込んでいた私に向かって

カウンセリングの先生が言った言葉・・・

 

「あなたの方が死にそうよ~」

 

          ガーン❕  Σ( ̄ロ ̄lll)

そうだ。そうだよね・・・。

あまりのショックで、正確には何とおっしゃったのか覚えていませんが、

私のハートにはそう響きました。

 

その厳しい言葉の裏には

 

まずは自分をしっかり整えなさい

他の人を優先しないで、まずは自分を優先しなさい

今の自分を大切にしなさい

 

という意味が込められているのだと思いました。

 

「年老いた親は大切にしなくてはならない」

という思い込みに縛られていました。

よく考えたら、私の数倍元気な年寄り。

外出もままならない私より、

あちこち痛いところがあっても自由に出かけられる親は

まだまだ心配しなくて良かったのです。

簡単な事なのに、全く思いつかず、

自分の体調が悪いのに、親の事も気にかけなくてはいけないストレスを、辛く思っていました。

 

みなさんも、無駄な思い込みはありませんか?

困ったこと、悲しいこと、辛いことがあった時に

今、自分がこだわっているところ、そこに思い込みがないか

よく考えてみてください。

 

「○○しなくてはならない」と思っていることは、本当にそうなのだろうか?

しなくてもいいのではないか?

他の誰かに任せてもいいのではないか?

といった、思い切った発想の転換をすると、光が見えてくることもあります。

ぜひお試しください。

 

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