フラクタル心理カウンセラーのサヤカです。
前回は、お口の癖と歯並びの関係についてお話ししました。
今回は「お口の癖と健康」についてです。
歯並びを悪くする代表的な癖に「口呼吸」があります。
本来、人は鼻で呼吸しており、口呼吸は補助的な呼吸です。
激しい運動をすることで体に不足した酸素を急激に取り入れたいときに「口呼吸」をすることがあります
補助的な呼吸で口呼吸を使うことは良いのですが、
習慣的に口呼吸をしていると、引き起こされるさまざまな事があります。
口で呼吸をする⇒口を開けている⇒舌の位置が下がる(そうでないと空気の通り道が確保できない)
その結果歯並びはこうなります
- 上顎に舌による適切な力がかからないので、上顎が狭くなる⇒歯列不正
- 舌がいつも下顎にあり、下の前歯を押す⇒受け口 などなど
全身の健康に対しては以下の記事をお借りします。
口呼吸が引き起こす体の不調
最近は、口呼吸の弊害に注目し、「口呼吸が病気の原因となっている」という見地に立って、治療と並行し鼻呼吸を指導する医師が増えています。
様々な体の不調は、口呼吸が原因であることも想定されるため(表1)、日ごろから鼻呼吸に切り替えるよう努めることが大切です。
より引用
上記の記事は「口呼吸」に限定していますが、
口呼吸は歯周病のリスクも上がります。
歯周病の全身への影響を考えると、様々な疾患のリスクがさらに上がるでしょう。
より引用
口呼吸は歯周病にも関連性が強く、
歯周病は次のようなものに影響しています。
- 脳梗塞
- 誤嚥性肺炎
- 心筋梗塞
- 心内膜炎
- 動脈硬化
- 糖尿病
- 低出生体重児
どんな癖(行動)もそれ以前に、小さな意識(思考)があります。
癖がいろいろな体の状態を作り出します。
健康も不健康も、健康美の歯並びも、歯列不正も、
実はあなたの思考が現実化したものです。
癖の前にある小さな思考を何とかすることで、全身の健康につながればいいなと思っています。
ということでこのプログラムを作りました。

お口周りの癖を直すプログラム 本講座
ご自身、またはお子様にこんな癖はありませんか?口呼吸お口ぽかん正しい飲み込みできない姿勢不良、頬杖、顎枕、指しゃぶり・・・これらの癖は歯列不正の原因にもなり、矯正治療の進みを遅らせ、矯正治療後の後戻りの原因にもなりますさらに、お顔立ちや全身...
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