今から数年前、
私が病気真っ最中の頃、娘はひどい反抗期でした。
娘が修学旅行から帰ってきてからも、
どこに行ったのかなんて、聞いてもちっとも教えてくれませんでした。
でも、
私のためにお土産を買ってきてくれたのです。
小さい、かわいいぬいぐるみだったのですが、
それをもらったとき、
私の事を少しでも思ってくれていたことがとても嬉しかったです。
数年後、すっかり落ち着いた娘に、そのことを聞いてみたところ
「母ちゃんが、好きだと思って選んだよ」
とのこと。
たった一つのお土産ですが、
モノに込められた思いを、しっかりと感じることができました。
そう思うと、
親からもらったたくさんのモノに、とてもたくさんの思いが詰まっていたのだな、
と、今更ながら思うのです。
当たり前だと思っていることは認識できない
と、フラクタル心理学では言いますが、
娘のおかげで気づくことができました。
ちなみに、そのぬいぐるみはお守り代わりに
入院するときは必ず持って行ったんですよ (^-^)
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