フラクタル心理カウンセラーのサヤカです。
「コロナになったらどうしよう・・・」(-“-)と言って遊びに行った子供が、案の定コロナになって自宅療養しておりました。
「自分からコロナ、うつる気満々だね!」(^o^)と言っていたのですが、やっぱりでした。
どんなに暑くてもマスクを必ずつけ、外出から帰ったら手洗いを励行し、家族が同じようにやっているか目を三角にして監督していた子供です。
異常なほど、感染を気にして、怖がっておりました。
感染に対する恐怖心…これも思考です。
フラクタル心理学では、「思考は現実化する。100%例外なく」ですから、
良い思考も、悪い思考も全て現実化するのです。
以前読んだ稲森和夫さんの著書「心。」に同じような事が書いてありました。
なんと稲森さんは小学生の頃すでに「心がすべてを決めている」という事を知っていました。
鹿児島県にあった私の実家は、叔父二人、叔母一人が結核で亡くなるという、まるで結核に魅入られたような家でしたが、私は感染を恐れるあまり、当時、結核にかかった叔父が寝込んでいる離れの前を通りすぎる時には、鼻をつまんで走り抜けていました。
私の父はと言えば、肉親を世話するのは自分しかいないと覚悟を決めていたのでしょう。感染することなど全く恐れず、とても献身的に看病していました。私の兄もまた、そんなにたやすくうつるものではないだろうと、まったく気にもとめていませんでした。
そんな父や兄は感染することなく、私だけが病魔に襲われてしまった。
(中略)
当時隣に住んでいたおばさんが一冊の本を貸してくれました、そこにはおよそ次のような事が書いてありました。。
「いかなる災難もそれを引き寄せる心があるからこそおこってくる。自分の心が呼ばないものは、何一つ近づいてくることはない」
ああ、たしかにそうだ、と私は思いました。
稲森和夫著 心。 P14~15より
一流の人は、自分に起こった出来事から、何かをつかみます。
隣のおばさんが貸してくれた本を読んでも、「俺は運が悪いんだ」と思う人もいるでしょう。
「ああ、たしかにそうだ」と思える素直な人こそ、
自分の身に起きた不幸から、何かを得て、成長できる人なのだろうなと感じました。
稲森さんのような常に人間的な成長を求める姿は、これからの私たちのお手本となります。
今日は久しぶりに「心。」を読み返してみようかな。
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