「夕方から夜にかけて、足がムズムズして眠れない」
「じっとしていると、足がムズムズして動かしたくなってしまうので、じっとしていなくてはならない場所は苦手」
「夜寝る時は、ストレッチしたり、足を高く上げたりして寝るが、それでも夜中にムズムズして起きてしまう」
などなど・・むずむず脚症候群では、こんな症状があります。
私は幼稚園のころからの「むずむず歴」です。
授業中でもムズムズ、イライラしてしまうので、本当に困りました。
きっと、授業中に貧乏ゆすりをしていたり、ため息をつきながら足を伸ばしたりして、落ち着きのないお子さんがいたら、この病気なのかもしれません。
私も子供のころは、この症状にとても悩まされていましたが、親にうまく伝えられずに、一人で困っていました。
そして、「皆も同じ症状があるのに、耐えてがんばっていて、すごいなあ。、それに比べて、自分はなんてダメなんだ。」と、感じていました。
「自己否定感」「劣等感」が育ってしまいました。
もし、お子さんが授業中に落ち着きがないようなときは、よくよく話を聞いてあげて下さい。
「なんで、じっとしていられないのかな?」
その時の答えは、必ずしも「むずむずする」ではないかもしれません。
私の場合は、「足がイライラする」「伸ばしたり、動かしたくなる」「痛いわけじゃない」「変な感じ」「嫌な感じ」などでした。
家族も同じ症状があればいいのですが、親に経験がないと、その辛さは理解できないと思います。
私も、相談したのですが、痛みなどの急性の症状でもないし、いつもそうなら命に係わるものではないと思ったのでしょうか。受け流されてしまいました。
でも、この病気は、夜の睡眠の質が悪くなるので、昼間の生活に影響が出ます。昼もつらいので、ストレスが溜まってしまいます。
もし、子供に症状が出ていたら、症状が出ている部位のマッサージや、指圧、軽くたたく、などしてあげて下さい。
私の場合は、足の太ももからふくらはぎにかけて、後ろの方が辛いので、そこをたたいてもらうとよく眠れるようになります。叩いてくれる人がいないときは、ストレッチポールの上に足をのせてゴリゴリしています。
また、腕などにも同様の症状が出ることがあります。
アルコール、タバコ、カフェイン、過度な運動を避け、鉄分をしっかりとって、辛いときは、マッサージしてもらう、というのが、私の現在の対処法です。
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