フラクタル心理カウンセラーのサヤカです。
上橋菜穂子さんの「風と行く者 守り人外伝」を読みました。
上橋菜穂子さんの「精霊の守り人シリーズ」は、入院中に何度も読んだ本です。
NHKで綾瀬はるかさんが主演した「精霊の守り人」(初回放送)は最初のオープニングだけワクワクしながら病院の談話室で観ました。ちょうど入院していて、4人部屋だったし、就寝が午後9時だったから最初だけ観ました。なんだかとっても懐かしい・・・。
主人公のバルサが、心に傷を持ったまま、女用心棒として、自分の命を懸けた仕事をしつつ、心の成長をしていくというお話です。
バルサが困難を乗り越えて、たくましく生きていく姿を自分に当てはめていたから何度も読んだのだと思います。
物語を読むことで、
- 読者が登場人物に共感することで癒しができ
- 物語の中の問題を解決することで子供脳を大人脳に修正し
- 生きていくエネルギーを出すための爬虫類脳を活性化させることができる
のです。
つまり、これはカウンセリングです。
だから、「子供に良質な本を与えよ」というんですね。
本を読むことで、癒され、学び、エネルギーを得るという事ができるのですね。
改めて、読書の効果というものを確認しました。
私が上橋菜穂子さんの「守り人シリーズ」などの作品を支持する理由のもう一つが、
食べ物の描写が多いという事です。
主人公の運動量が多いので、そのあとに食べる食事がとてもおいしそうなのです。
本を読んでいるだけで、作っている時の音、におい、旨さ・・・
もうたまりません (;^_^A
こういう表現をできるのはやはり女性であることと、きっと作者が食べることが好きだからだと思います。
「バルサの食卓」という、物語の食事の再現された本が発売されているのですが、
何度かそのレシピで作ってみたことがあります。
子供たちにも好評でした(^-^)
巷では夏休みですね。
良質な本を読んではどうでしょう?
私のお勧めは、もちろん上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」からは始まる「守り人シリーズ」です。
*この本は児童文学書です。上原菜穂子先生は2014年国際アンデルセン賞作家賞を受賞されています。
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